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薄くて軽い。まるで最新型の携帯電話の宣伝文句のようですが、
しかしこれはガラスのコップのこと。 うすはりとよばれる極薄のガラスは電球の球を吹く技術によって作られたもので、 1922年に電球工場として創業した松徳硝子さんがその技術をいかして うすはりシリーズを誕生させました。 このなかのひとつ「酒道具」は、5種類の大きさのグラスを重ねあわせ、 小さな木箱のなかにきれいにおさめたもの。 さすが職人さんの仕事と呼ぶにふさわしく、どれもが均衡のとれたかたちです。 海外へのおみやげにと選ぶ方が多いのにもうなずけます。 電球づくりから生まれたということもあってか、うすはりガラスには、 贅沢も便利も今ほどなかった時代のノスタルジーを感じます。 素朴でつましい暮しのなかに、大切なことがみつかるように、派手で煌めきの あるものよりも、うちに秘めた美しさを感じとる感性がこの良さを知るのです。 夏の涼に、冷たくひやした麦茶や、アイスコーヒー。 あるいはさっぱりと梅酒などをどうぞ。 #
by do_claska
| 2008-08-21 14:05
帰省の折に、九谷焼卸の産地・能美へいってきました。 小松空港から金沢市内へ向かう途中、能美市はあります。 (いつのまにか市町村合併されていました) 近年では野球の松井選手の地元、という感じが色濃いですが 古くから九谷焼産業の地としても有名です。 この地域にはいくつもの焼き物の会社(兼店舗)があって、 複数でひとつの組合を運営しています。 卸売センターとよばれる場所で 受注や在庫がまとめて管理されていてなかなか合理的な仕組みです。 ドーでも普段お世話になっている東さんに「九谷陶芸村」へご案内いただきました。 九谷陶芸村は 広大な敷地に資料館、体験のできる陶芸館、浅蔵五十吉氏美術館、20弱の路面店舗、 後継者を育てる目的の研修所、技術者の支援工房などがあります。 九谷焼の歴史から材料まで学べる資料館では 古九谷からPUMAの九谷焼自転車まで様々な切り口から鑑賞できます。 ほんとうに立派な施設なのですが立地の不便さもあり来場者数が悩みとか・・ 空港からは車かタクシーという少し不便なアクセスですがじっくり半日いられる施設。 周辺は海も丘陵公園もある恵まれた地で焼き物以外も楽しめます。 機会がございましたら、ぜひ一度 いってみてください。 能美市へのアクセス http://www.city.nomi.ishikawa.jp/map/ 観光サイト(シュールです):ココノミ http://55nomi.info/index.htm *ここからいれている山茶花のうつわはクラスカオンラインショップでも販売しています。 #
by do_claska
| 2008-08-16 17:46
黄色くて張りのある麦わら素材の帽子。
スペインや南米の帽子かと思わせるこの帽子ですがれっきとしたメイドインジャパン。 日本の麦わら帽子の産地である埼玉県の春日部で作られています。 実はこの帽子、元々ゴルフのキャディさん用の帽子なのです。 つばが大きいだけではありません。頭の部分が二重構造になっていて糊で固められて いるため、ゴルフボールが当たっても大丈夫というわけです。 色といいフォルムといいよく見るととてもエレガントだと思いませんか。 キャディさんのためだけなんてあまりにもったいない。 もちろん庭仕事だけじゃなく、おでかけの際に被ってもおしゃれですし、 部屋の壁にかけておくだけでとっても絵になる帽子です。 ヴァカンスな気分がきっと演出できると思いますよ。 キャディ ¥8,400(税込) #
by do_claska
| 2008-08-11 18:08
ただつくり手の素晴らしさに惹かれて欲しくなるものがあります。
色とりどりの絹糸をスチール芯に巻き付け、自在に線を描いて作られるピアスやブローチ。 テキスタイルデザイナー、染色家として活動する中島俊市郎さんのジュエリーは 技術と感性とが織り成した美しいオブジェでもあります。 あまりに細かすぎて目で追うことができないほど微細な結び目。 まるで意思を持っているかのような動きのある糸の先。 人の手であるがゆえに、この絶妙なバランスをもったものが生まれます。 なによりこの最小限こそが、日本の匂いを感じさせます。 とはいえ、ただ眺めるにふさわしいだけのものでは決してなく 着けてみると想像以上にチャーミングな存在感を現します。 シンプルな服にさらりと身につけるのがよく似合う。 (左)¥7,825 (右)¥8,925 (上)¥8,925 ガチョウの羽を使ったピアスも。 夏の日射しにも負けないほどの彩りです。 ¥5,460 #
by do_claska
| 2008-08-08 17:39
かれこれ二十数年前の夏、もの心ついて初めての遠出旅行は岐阜でした。 泊まった旅館だとか覚えていないものですが強烈に記憶されたのは長良川の鵜飼。 船上で揺れる火と水面と一心不乱に潜り続ける鵜。 幼心になんだかとても妖しく幻想的な光景によい痴れました。 イサム・ノグチが鵜飼の提灯に触発されたといわれる「AKARI」シリーズ。 この3AD、思い込みもあり見るたび何となく長良川の夜を思い出します。 和紙を通しての光は柔らかく、 これだけ斬新なデザインにも関わらず人為的に感じさせないので不思議です。 #
by do_claska
| 2008-08-02 17:44
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